明治安田生命の保険〔外貨建て生命保険比較〕

大樹生命の外貨建て保険を紹介します

今は令和ですが、明治安田生命は平成28年末に、外貨建て保険商品を平成29年夏に発売すると発表していました。

確か金融機関窓口取扱商品で一時払い外貨建て商品を発売して、富裕層を取り込む方針だったような気がしますが、通常の保険営業職が販売できる外貨建て保険も作ったようです。

資産運用目的!余計な特約が無い終身保険
1 米ドル建・一時払養老保険

金融機関窓口取扱の外貨建一時払終身保険
2 外貨建・エブリバディプラス

を紹介します。

米ドル建・一時払養老保険

冒頭の養老建てや米ドルの解説が長くなりまた。
具体的な解説は米ドル建・一時払養老保険の内容以後に書いてあります。

資産形成の外貨養老は希少

明治安田生命の商品紹介ウェブサイトは、この外貨建て(というよりも米ドル建て)養老保険を資産形成商品として紹介しています。
外貨建て保険商品は日本の大手生命保険会社が取り扱うようになりましたが、それでも外貨建ての養老保険はあまり見かけないです。

ソニー生命が学資プランとして米ドル建て養老保険を販売していましたが、令和になったあたりから学資目的では販売せず、普通の米ドル養老として扱っています。
またプルデンシャル生命とジブラルタ生命が、米ドル建てでリタイヤメント・インカムという養老保険を販売しています。

円貨の養老は昔

じゃぁ、そんなに外貨建て養老保険が珍しいなら円貨の養老保険はどうなんだ?と言われそうですが、円貨の養老保険は良かったそうです。

特に昭和60年頃からバブル経済が終わる頃に売られた養老保険は、予定利率という生命保険独自の利率が4%から5%台だったとも聞きます。
生命保険は契約時に決めた予定利率を保険終了まで保持する義務がありるので、当時の養老保険は保険料総額の2倍の解約返戻金になったなど、結構良い話を聞きます。

現在の円貨養老保険は超低金利が打撃となって元本割れする保険の代表格になりましたが、米ドル建てにすれば円貨より高い予定利率になるので、本来の資産運用目的を望めます。

米ドル建てが魅力

ということで、円貨より高い金利を維持している米ドルを運用通貨とする、保険商品の需要が生じるのです。

米ドルの魅力は
・世界の基軸通貨である
・流通量世界一
・アメリカは強国
・移民を受け入れているので将来の人口減少の懸念が無く、将来の労働力が確保できるので、高めの金利が望める
・アメリカの金利は日本の金利を上回り続けているので、これから先も日本の金利を上回り続けるであろうという安心感がある
・米ドルは保険以外でも人気の投機対象である
・米ドルについての分析情報などが手に入りやすい

円貨と比較すると世界的に安定感があり長期的に円貨よりも金利を維持し続けてきたので、日本の保険会社も米ドル建て保険について円貨より良い予定利率を付けられるようです。

米ドルだけで無く外貨に対する不安として為替差損が怖い反面、為替差益という希望や楽しみもあり得ます。
為替リスク回避策が保険商品に盛り込まれていれば、外貨建て保険に対する不安は小さくできるでしょう。

米ドル建・一時払養老保険の内容

明治安田生命初の外貨建て養老保険である米ドル建・一時払養老保険の正式名称は「5年ごと利差配当付一時払特別養老保険(指定通貨建)」です。

保険期間は10年
契約年齢は、契約者が20〜85歳、被保険者が0歳〜85歳(いずれも満年齢
告知は職業告知のみです。これはかなり有利ですよね。

保険料は一時払いという、契約時に保険料を全額一括払いする方法で、被保険者が病気で早期に他界しても保険会社は損しないので、健康状態の告知が不要になります。

円貨で支払いできます

米ドル建ての生命保険ですが、保険料の支払いは円貨です。
最近の外貨建て保険のほとんどが円貨払いが可能です。保険商品によっては外貨建てにもかかわらず保険料払い込みは円貨のみの場合もあります。

保険契約が契約成立したら

外貨建てなので、払い込まれた円貨の一時払い保険料を米ドルに換算することが必要です。

円貨で払い込まれた一時払い保険料は明治安田生命所定の為替レートで換算されて、米ドル建ての基本保険額になります。
この基本保険金額を明治安田生命が10年間運用するので、保険契約が成立したら10年間放置。とも言えます。

10年後、保険期間が満了したときの「基本保険金額+運用して増えた金額」を(米ドル建ての)満期保険金と言います。

2種類の死亡保険金と解約金

死亡保険金→基本保険金額と同額
災害死亡保険金→満期保険金と同額
保険期間中の中途解約金→契約の一定期間は基本保険金額を下回りますが、その後は基本保険金額と同額の解約返戻金になります。

別途費用

契約初期費用→基本保険料の4%の契約締結費用
保険契約関係費用→被保険者の年齢・性別・保険の経過期間などで変動する、契約の維持・管理・各保険金についての費用

外貨取り扱い費用 一時払い保険料を基本保険金額に(米ドル換算)する時に、1ドルに付き50銭の為替手数料が必要で、その逆の米ドルの保険金等を円に換算して受け取る時も同額の手数料になります。
その他に、米ドルの保険金等を米ドルで受け取る時に米ドル口座を作る費用や、その着金手数料なども考えられます。

為替差損の例

くどくなりますが、満期保険金は米ドルで増えているのです。

例えば 契約者・被保険者:40歳男性
一時払保険料:200万円
1米ドル:110.68円
基本保険金額:18,070ドル
だったとします。

50歳時満期保険金:21,000ドルの場合
1米ドル:90円→189万円です。
10年前200万円払ったのに189万円って一円も増えないどころか為替差損で大損です。

為替差損は据え置いて回避

為替差損というデメリットを回避するために、満期保険金を米ドルの状態で最長10年まで据え置くことが可能です。
この据え置き期間で自分にとって納得できる為替相場になったときに、満期保険金を円換算して受け取れば為替差損対策になります。

満期保険金はそのまま米ドルで受取ることも可能ですが、米ドル口座を持っていない場合新規に口座開設をする必要があります。

今までに無いシミュレーションが凄い

明治安田生命は外貨建て商品で後発になりますが、それだけに他社では見られなかったシミュレーション画面を用意しています。
満期保険金を円貨で受け取る場合の、受け取り金額シミュレーションができるというメリットがあります。

現在の為替レートで十年後の満期保険金の計算ができますが、変動幅+−10円・20円・30円から選択して試算できるので、将来の為替差損や為替差益もある程度試算可能です。
さらに契約後一年経過毎の解約返戻金もシミュレーションできる画期的なものです。

とは言え、米ドル建・一時払養老保険シミュレーション画面で納得できる結果が出たとしても、契約後に後悔しないよう、必ず他社商品との比較をしましょう。
外貨建て特有の費用やリスクの再確認なども含めて、一度保険の専門家の意見を聞いてみるのがお勧めです。

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外貨建・エブリバディプラス

凄く細かいネタですが、先に紹介した米ドル建・一時払養老保険の発売の前日に、外貨建・エブリバディプラスが発売されています。

米ドルまたは豪ドルが選べる終身保険

もともと販売していた円建て終身保険「エブリバディプラス」の外貨建て版らしいです。
指定できる外貨は米ドル・豪ドルのいずれかで、職業告知のみの一時払い終身保険です。

米ドルと豪ドル

米ドルの魅力は上記の米ドル建・一時払い養老保険でも書いたので、豪ドルの魅力について書いてみましょう。

まずよく言われるのが金利の高さです。
試しにこの記事を書いている時点で日本・アメリカ・オーストラリアの十年国債の利率を見てみると

日本:0.10
アメリカ:2.25%
オーストラリア:2.75%

(参考)
日本国債30年0.80
米国債30年が2.75%
オーストラリア国債15年4.75

日本・・・低すぎるよぉ・・・
ツッコミというか呆れるというか。

オーストラリアは代表的な鉱物資源国。鉱物資源国の通貨をFXなどで資源国通貨と呼称し分類されています。
オーストラリアドルを筆頭に、ニュージーランドドル、カナダドル、ノルウェークローネなどが資源国通貨の代表例です。
オーストラリア経済は鉱物資源国家の中でも比較的安定していて、最近の経済は右肩上がりです。

簡単にまとめると鉱物資源を背景に活況のオーストラリアドルは米ドルよりも高い金利を付けられる。ということでしょうか。

外貨建・エブリバディプラスの流れ

1.一時払い保険料は円貨。または指定通貨の米ドル・豪ドルでも可能。
2.契約するときに指定通貨を決める。
3.目標値は契約時でも契約後に決めてもよい。
4.一時払い保険料を払って契約が締結できたら放置。
5.選んだ米ドルまたは豪ドルで運用される。
6.契約から一年が経過すると明治安田生命が毎営業日に目標値達成を判別してくれる。
7.目標値以上を達成したら自動的に運用成果を円貨で確保、円建て終身保険に移行する。
ざっくりこんな流れになります。

終身保険としての保障

1.契約後5年間の第1保険期間の保障は死亡給付金と災害死亡保険金のどちらかの保障になる
2.第1保険期間終了翌日から第2保険期間が始まり死亡保険金のみの保障になる
3.第2保険期間の死亡保険金は契約日から10年後・20年後にそれぞれ増額される
このような、ちょっと複雑な保障になります。

基本保険金額(指定通貨建表示)

外貨建・エブリバディプラスは三つの専門用語を知っておくと便利です。

まずは基本保険金額ですが 保険金などを支払うための基準となる金額で、米ドルまたは豪ドルで表示されます。
一時払い保険料を円で支払った場合は、指定通貨換算額。
指定通貨である米ドルまたは豪ドルで支払った場合は、一時払い保険料と同額になります。

判定基準金額(円建表示)

二つ目は判定基準金額です。
円で一時払いした場合は、支払額(円)と同額の表示されます。
指定通貨で一時払いすると、基本保険金額(米・豪ドル)を明治安田生命独自の為替レートで円換算した金額(円)での表示になります。

目標値(%)

判定基準金額(円)の何%以上になったら、指定通貨での運用を停止して円貨で自動確保するか?という数値です。
105%と、10%単位で110%〜200%までを選べます。

例えば契約時に500万円を一時払いすると判定基準額は500万円ですので、目標値120%を設定すれば600万円以上を達成したときに円で確保されます。
目標値150%を選べば750万円以上の達成、目標値200%では1,000万円以上を達成したときに円で確保されます。

終身保険移行と解約

目標値を達成するとそれまで指定通貨で運用されていたものが円建て運用の終身保険になりますが、解約して現金化して全額を受け取ることもできます。
また、円建て終身保険を一部解約で現金化、未解約部分はそのまま終身保険を続ける事も可能です。

外貨建・エブリバディプラスは目標値達成までの期間に制限が無いと思われます。
他社商品は、変額部分+定額部分に分けて高率運用する期間に限りがあるという、違いがあります。


外貨建・エブリバディプラスは堅実な運用をする方針の保険商品ですが、検討する際は必ず他社商品との比較をし、外貨建てならではの危険性や費用の認識、利点や欠点を明確にしましょう。
明治安田生命の外貨建て保険についての最新情報や留意点、諸費用や疑問などについては、必ず保険募集人にご確認願います。

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